夜尿症は治療で気をつけること

夜尿症の治療には、3つの原則があります。それは、「叱らないこと」、「焦らないこと」、そして「起こさないこと」です。この3つの原則が、夜尿症の治療にどう関係するのかを考えてみましょう。

夜尿症は治療で気をつけること(つづき)

夜尿症の子供は、程度の差はありますが、ほぼ毎日おねしょをします。同じ年頃の周囲の子供はおねしょをしないのに、自分の子供はいつまで経ってもおねしょが治らないと、お母さんはひょっとしてずっと治らないんじゃないかと不安になります。

子供を不憫だと思う気持ち、色々試してみても状態が改善しない焦り、毎日のように汚れたシーツを洗わなければいけない苛立ち..。色々な気持ちが入り混じって、つい叱ってしまうことは、子供の夜尿症で悩むお母さんであれば大抵の方が身に覚えがあるのではないでしょうか。

しかし、叱ることで子供は自信を喪失します。それがストレスへとつながり、症状をよくするどころか悪くすることにつながります。ですから、夜尿症の子供を叱ってはいけないのです。

夜尿症

また、夜尿症を漢方療法で治そうと薬を飲ませているのに、何ヶ月経ってもほとんど状態が変わらないというお母さんの声を聞くことがあります。そんな時には、おねしょの記録をつけてみて下さい。

以前と比べて回数が減った、おねしょをするのが寝たすぐ後でなく明け方近くになってきたという傾向があれば、よくなってきているのです。体内機能は、薬を飲んだからといってたちまち発達するものではないのです。焦らずゆっくり向き合いましょう。

最後にもうひとつ、夜尿症でも夜中に起こすことはよくないといわれるのはなぜでしょうか。おねしょをしてしまう子供は、眠りが深く尿が溜まっても目が覚めない為に尿意に気付かないのです。

ですから、夜中にトイレに起こしても夜尿症の改善にはつながりません。そればかりか、眠りのリズムが狂ったり、尿量を調節する抗利尿ホルモンの分泌を妨げたり、夜中、起こしている時間に排尿するリズムができてしまったりと良いことがありません。

夜尿症の治療は、この3つの原則を守ることで早く改善に向うことができるのです。

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