夜尿症対策のポイント

夜尿症を治療する為に病院に行くと生活指導を受けますが、指導内容の中で大きなポイントのひとつとなるのが水分の摂り方です。

夜尿症対策のポイント(つづき)

「多尿型」と呼ばれるタイプの夜尿症に分類される子供の場合、日中起きている時に摂る水分の量が多い子供が多いとされています。こういうと、日中に摂った水分の量が多いせいで多尿型になっていると思われるでしょうが、実はそうではありません。

夜尿症の原因は、あくまでも本来は寝ている間には尿が作られる量が減少するものが、尿量を抑える抗利尿ホルモンや自律神経がうまく機能しない為に、昼間と変わらない量の尿が作られてしまうことです。

寝ている間にも尿が普通どおりに作られ、水分が体外に出てしまうことから、体内の水分量が足りなくなり、水分を多く欲しがるのです。これをガマンさせることは体内機能のことを考えても良いことではありません。日中はおねしょのことを気にせず、欲しがるだけの水分を与えてあげましょう。

おねしょイメージ

ただし、眠る時間の3時間前になったら水分を摂らせてはいけません。日中に摂る水分は問題ありませんが、眠る時間が近くなってから摂る水分は身体にとって余分な水分量となり、多くの尿が作られてしまうことになります。

とはいっても、子供が水分を欲しがっているのにダメ!というのはツラいですよね。できれば無理なく水分を欲しがらないような状態にもっていけるといいですが、その為にはどうすればよいでしょうか?

答えは塩分を控えることです。体内に過剰な塩分があると、それを排出する為に尿が作られます。また、塩分を摂り過ぎると喉が渇き、水分を摂りたくなります。とはいっても、必要な塩分量を確保した上で制限しないといけないのでは?と思いますよね。一日に必要な塩分量はどのくらいなのでしょうか。

身体に最低限必要とされる一日の塩分量は2グラム程度ですが、推奨されている塩分量は6グラム程度です。日本人は、世界中でトップクラスに塩分を摂りすぎている国として名が挙げられており、一日に12グラム程度の塩分を摂っているといわれています。

ですから、今よりかなり塩分の量を減らしても、身体に悪いどころか良いくらいなのです。毎日の献立の味付けやおやつなど、塩分を含むものは充分注意して与えるようにしましょう。

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