大人の夜尿症について

夜尿症は大人でも症状が出ることがあります。。大人の夜尿症は、「一次性」と「二次性」の2つに大きく分けられます。一次性夜尿症というのは、子供の頃からずっと夜尿症が治らず、続いている場合をいいます。

大人の夜尿症

一次性夜尿症というのは、子供の頃からずっと夜尿症が治らず、続いている場合をいいます。

それに対し二次性夜尿症は、一旦治っていた夜尿症が、半年から1年以上の間隔が開いた後に再発した場合、もしくは5歳以上の年齢で症状が出る場合とされています。一次性と二次性との割合をみてみると、一次性が8〜9割と圧倒的に多く、二次性は1〜2割と稀です。

二次性夜尿症を患う方の中には、一般的におねしょをする年齢の頃には正常だったのに、それを過ぎてからおねしょが始まる方もいます。中には、成人してからおねしょをするようになり、以降十数年もの長い間症状が改善せず、悩んでいる方もいるのです。

おねしょ

子供の夜尿症も原因や症状によっては重大なことですが、大人の夜尿症も子供以上に自覚がある為に大きな精神的負担となります。

夜尿症を大人になってから発症する方がいるのはなぜでしょうか。それは現代病とも考えられるようなことが大きな原因のひとつとなっているのです。

大人が夜尿症になる原因はひとつではありませんが、大きな原因といわれているものにストレスがあります。特に二次性夜尿症の場合は、心因性のものであることが多いようです。様々な場での人間関係、仕事で溜まった疲れなどがストレスを呼び、自律神経に異常をきたして夜尿症を発症するのです。

大人が夜尿症になった場合にも、気をつけるべきことは子供の夜尿症と同じです。家族が怒ったり、責めたり、治療を焦ったりすることは、症状を悪化させることはあってもよくすることはありません。

糖尿病や膀胱の周辺の臓器の疾患、男性であれば前立腺の炎症が夜尿症の原因となる場合もありますが、心因性のものである場合には、上手にストレスを解消する手段を考えることがよい薬となるでしょう。

大人の夜尿症に有効な対策とは?

夜尿症を大人が発症した場合、有効となる対策にはどのようなものがあるでしょうか。

夜尿症とは少し違いますが、加齢により尿漏れが起こるようになる方は多いですね。この尿漏れですが、男性と女性とでは、女性の方が起こる割合が高いのです。その理由は、男性と女性とで尿道の構造が違う為です。

男性と女性とでは、尿道の長さに大きな違いがあります。男性の場合、尿道は20〜25cmの長さがあり、L字型に曲がっています。それに対し女性の場合は、尿道の長さが4〜5cmと男性の5分の1しかない上に、途中で曲がっていることもありません。その為に、女性は尿道を閉じたり、排尿を抵抗する力が男性に比べ弱く、尿漏れが起こりやすいのです。

そしてもうひとつ、女性には尿漏れを起こしやすい原因となることがあります。それはお産です。排尿を制御するのは靭帯と骨盤底です。お産により骨盤底に傷がついたことが原因で尿道をしっかりと閉じることができなくなり、尿漏れの原因となってしまうのです。

なぜ尿漏れの話をしているかというと、夜尿症の対策と尿漏れの改善につながる対策とは同じ方法だからです。夜尿症や尿漏れといった尿のトラブルは、骨盤底の筋肉を鍛えることで改善できるのです。

骨盤底の筋肉は、骨盤の一番下にあります。直腸や膀胱、骨盤の中に収まっている臓器などを支え、尿道や肛門を締めるのに重要な役目を果たしています。

お産による損傷や、加齢により骨盤底の筋力が低下することが夜尿症や尿漏れの原因となる為、ストレッチなどで鍛えてやると症状の改善につながります。骨盤底筋の鍛え方は、女性の間で一次流行した骨盤ダイエットと同様の方法が有効とされています。

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